事業拡大に向けて、必要な人材と社内の役割分担を整理した事例です。工事種別ごとの売上計画をもとに、必要な職種・人数と将来の組織図を検討しました。体制を変えていくための工程表や、会議で使う資料も用意し、経営者の構想を社内で具体的に話し合える形にしています。
支援のポイント
- 売上計画から、必要な職種と人数を検討。 工事種別・年ごとの計画を、人員計画の前提として確認しました。
- 業務の重なりを確かめ、役割分担を整理。 営業や工事管理の担当範囲を見ながら、将来の組織図を検討しました。
- 組織変更の工程表と会議資料を作成。 企業側と分担し、計画を進めるための作業や判断材料をまとめました。
営業と工事管理を兼ねる状況から、今後の体制を考える
ご相談いただいた企業では、営業担当者が契約や工事管理なども担っていました。事業を広げるにあたり、今の役割分担のままで対応できるか、どの仕事に人を増やすべきかを考える必要がありました。
そこで、まず工事種別・年ごとの売上計画を確認しました。その仕事量を担うには、営業、施工、施工管理などの各役割に、どの程度の人員が必要か。企業側の計画をもとに、採用と社員の配置をあわせて検討しています。
業務を洗い出すことで、一人が複数の役割を担っている部分も確認しました。募集する職種や人数を決める前に、任せたい仕事と、社内で分担すべき仕事を整理しました。
将来の組織図と、そこへ進むための工程表を用意
打ち合わせでは、現状の体制と将来の組織図を見比べながら、役割分担を検討しました。組織図は草案として扱い、経営者の考えを確認しながら見直しています。
| 整理した資料 | 話し合う内容 |
|---|---|
| 工事種別・年ごとの売上計画 | 目指す仕事量と、必要になる業務 |
| 業務・役割と人員計画 | 各職種に何を任せ、何人必要とするか |
| 将来の組織図の草案 | 役割の分け方と社員の配置 |
| 組織変更の工程表 | 体制を変えるための作業と進める順序 |
工程表は当事務所から草案を提供し、企業側の担当者も作成を進めました。将来の組織図を検討する作業と、実際に体制を変えていくための準備を、資料の上で結び付けています。
組織や人事評価に関する取り組みには、ほかの支援者も関わっています。当事務所は事業計画と人員・役割の整理、組織図の検討、工程表の草案提供、会議資料の整備を担いました。
会議で、利益や営業案件を具体的に話すように
人員計画とあわせて、会議で扱う数字や営業案件の情報も整理しました。売上の目標と実績、事業ごとの状況を確かめながら、今後の体制を考えるためです。
支援中には、事業ごとの利益や営業案件の見通しについて、会議で具体的に話せるようになったという報告がありました。
今回まとまった計画や組織図は、経営者と担当者が、採用・配置について話し合うための資料です。必要な人員の根拠と、体制を変えるための作業を確かめながら、次の判断へ進めるようにしました。
