経験者向けの採用ページ改善と、新たな人材の受入れを支援した事例です。新任役職者への引き継ぎでは、前任者が部下とどのようなやり取りをしていたかまで共有することを扱いました。企業側が引き継ぎを進めた後には、運営が円滑になり始めたという報告がありました。
支援のポイント
- 経験者に伝える採用情報と、ページの見せ方を改善。 掲載内容を具体化し、文言や画面の草案を作成しました。
- 前任者と部下のやり取りも、引き継ぐ内容に。 頻度や話していた内容を、新任役職者へ共有する取り組みを支援しました。
- 受入れの状況から、次の採用を進める時期を判断。 新たに入った社員がなじむまで、人材紹介につながる働きかけを保留しました。
採用情報を具体化し、既存ページの改善を進める
精密金属部品を製造するこの企業では、経験者の確保と技術継承が課題でした。必要な人材について考えるとともに、その人に仕事をどう覚えてもらうか、どのような体制で迎えるかも検討しました。
採用ページでは、掲載する情報を企業側と具体化し、画面構成の草案を用意しました。企業から写真素材を受け取り、当事務所は文言やボタンなどの見せ方を整えています。既存の制作会社に依頼する更新範囲も確認しました。
応募フォームで履歴書などのファイルを添付する際の問題も確認し、解消しています。仕事内容を読むところから、応募書類を送るところまで、ページの使い方を確かめながら改善を進めました。
役割の説明に加え、前任者が部下と話していた内容を伝える
支援期間中には、新任役職者の受入れも扱いました。引き継ぎで確認したのは、前任者が部下と接していた頻度と、その際に話していた内容です。
役職や担当業務が分かっていても、日常の相談や報告がどのように行われていたかまでは、新任者には見えにくい部分です。そこで、従来のやり取りについても共有することを、企業側の取り組みとして進めました。
社長が新任役職者へ情報を伝え、支援中の報告では、運営が円滑に回り始めたことが確認できました。業務の説明に加え、部下との接し方を引き継ぐことが、受入れ支援の一つになりました。
育成面では、業務上必要な知識や確認事項をリストにすることも検討しています。企業側が進める整理を通じて、仕事を教える際に使う情報を明らかにしていきました。
新しい社員がなじむまで、次の働きかけを待つ判断も
次の人材確保に向けて、人材仲介事業者への橋渡しを依頼する案もありました。ただし、この件は、採用済みの社員が組織になじんでから再開する方針となりました。
新しい人を迎えた後の状況を確認し、その時点では受入れを優先しています。
今回の支援では、採用ページの改善と、入社後に必要となる情報共有を扱いました。募集する内容を整える一方で、新任者が仕事を進めるために何を伝えるかを、企業側と具体的に確認しました。
